どいつもこいつもロングテールって言いやがって。

確かにハードや回線のコストは安くなったのでそういう方向に行きやすいというのは事実だと思うけど、なんつーか、そういうインフラを作るのってかなり大変なわけで、FlickrだのLiveJournalだのの負荷分散に関する資料とか見てたら、当事者がどれだけ大変だったんだろうってことを想像してうわーってなる。


更に考えてるとGoogleなんて何がどうなってるんだかもう想像も出来ない世界だ。20万台だか30万台だかしらんけど、一日にどれだけのハードが故障してるんだろう…。そして一日にどれだけのハードを増強して行っているのか。まあアレだけの規模になってしまうと、ハード増やすだけで負荷分散に苦しむ必要はあまりなさそうなんだけど、やっぱりその辺はうまく想像できない。


結局、ロングテールってのは、強いインフラを構築できないとたどり着けない壁だということを嫌というほど感じている此処最近なんだけど、今のうちの会社の状況じゃ、そんなの夢のまた夢って感じで、組織全体のレベルアップがまず最重要課題って感じで、まずすぐそこに大きな一山ってことなんだよなあ。


そういうことはわかっているんだけど、GoogleAmazonに勝つためにはどうすればいいのかとか夢想しては、その隔たりの大きさに「うへえ」って気分になったりしたりしている俺は、今日も徹夜作業をしているわけです。



うん。つーか、何十サイトあって、それらの負荷分散だとかDB復旧だとかSQLチューニングなどを実質一人で見ている状況をまず何とかすべきなんだよなあ。
なんつーか、尻尾の切れたトカゲみたいなもんで、とりあえず追い回されるものから必死に逃げてる感じだ。