"「日本の歴史認識に偏り」国連が指摘" という記事について調べてみた。

アドさんのブクマから。


PJだから放置でいいかと思ったけど、気になったので、ちょっと手が空いたときに調べてみた。
多分、Doudou Dièneって人の調査報告なんじゃないのかな。
今年の2月の時点の資料がこの辺。

これ以外にもググると、結構資料が見つかる。


斜め読みした感じでは、

  • 中韓辺りの話だけでなく、部落、アイヌ、沖縄辺りの話の比重も大きい。というか、中韓というよりは、むしろ在日外国人の話*1
  • 教科書の話はいろいろ書いてある。部落問題や第二次世界大戦辺りの話にもっとページを割くべき的なこととか。
    • ユネスコと諸周辺国とで歴史をって話もあるけど、調査した人がそう薦めているだけだと思うんだけどな、これ。国連の見解じゃないでしょ。
  • 偏った歴史認識・教育というような記述はぱっと見、見当たらなかったけど、従軍慰安婦問題が教科書にないとか、嫌韓流*2の話とかあったからその辺のことなのかな。
  • 全体的に、日本国内の差別の現状を外から冷静に分析しようとしている印象がある。

って感じだなあ。


なんか、差別問題全般の話なのに、中韓とかの外交関係や歴史認識の話だけに持っていくのは少々難があると思うんだけどなあ。
もしかしたら、そういうレポートになったのかもしれないけど、国連のサイト見ると、Dièneって人のテーマはracismだから中韓だけってのはおかしな話だし、それ以外に日本のこういう部分に関わりありそうな人はいなかった。


なんとなく、フィルタかかってそうな話だったから調べてみて、フィルタかかったものだとある程度納得できたので、俺の調査はこの程度で終了。
もっと詳しく調べたとか、ちゃんと資料読み込んでみたって方がいらっしゃったら、教えてくださるとうれしいです。

*1:当然朝鮮半島系の比重はその中でも大きいが

*2:Hating the Korean waveって訳すんだねえ。