ネットで他人の言説をコントロールしようとする人を理解出来ない

匿名、実名論争もそうだし、時々再燃するsbmのコメントもそうだし、無断リンクとかその辺もそう。


単に、陰口とかいじめ的なものが可視化されやすくなったとか、直接文句や意見を言いやすくなったってレベルなだけだと俺は思ってるんだけど、そういうのって、ネットというレイヤで論じるのはあまり意味が無いと思うんだけどなあ。
それに、ネットでそういうことをコントロール出来るような仕組みを導入するのはデメリットの方が大きいというか、そういう仕組みを導入するならオープン系の文化の人間はネットを捨てて、新しいレイヤを作り上げていくだろうし。


水清無魚というか、人間なんて清濁併せ持っているんだから、仕方ないよとも思うし。
ごく一部にしか過ぎない悪質な人に対し、過剰な反応をして潔癖性じみたクリーンさを求めはじめる人って、ベクトルは違うものの同じぐらい厄介な人なんじゃないかと思う。
まあ、でも、そういった両極端な人たちが、オープンに論争を繰り広げたりしてたりするところもまた、ネットのいい所だなあとかも思う。


なんらかの方向性でしか発言出来なくなるってことだけは、俺は理解出来ないし、賛同も出来ないので、そこだけはおかしな方向にならないようにって思うけど。