昨晩、コンビニでお金を下ろしているときに、脇に置いてあった臓器提供意志表示カードが目についた。
すっかり忘れていたが、自分もこのカードを持っている。自分が死んだ後の身体なんて、正直どうでもいいので、自分のものには全部の項目に丸をつけている。


以前、親にこのことを話したら、猛反発を喰らって困惑したことがある。


自分としては自分の死体なんていう役に立たないものが、誰かの役に立つのならその方がいいのではないかと思っている。
だから、「難病患者が苦闘の末、臓器提供を受けて回復する」みたいなお話に感動したりする割に、自分や近親者などが提供するのは嫌というのは、どうにも理解しがたい。きっとそれは生理的な反応なんだろうとは思うのだが。


そういう訳で、財布の中に入っているカードの家族署名欄は今でも空欄のままだが、これは持っている意味があるのだろうか。