ツールと環境がが楽になりすぎると考えなくなる。
さっき、今更ながら気がついたんだけれども、はてなブックマークで、俺はコメントとタグの使い分けが全く出来ていない。
ブックマークするときに、「[foo] あとで読む。」とか「[bar] 後で読む。」とか、「[hoge] あとでよむ」とかやってる。頭が悪すぎる！
そんなの全部、「[foo][未読]」「[bar][未読]」「[hoge][未読]」だろうに！
明日辺りに、未読を減らそうと考えたときにどうやって抽出しようと一瞬考えてしまった。バカだ！俺！何のためのダグだよと。
アレだ。日本古来のシステム屋さん的に、大分類とか中分類とかそんなことを無意識に考えてたんだろうなあ。従属的分類法と並列的分類法とか考えずに。
綺麗な章立てに拘り、逆引きなんてもってのほか！って感じの。ああ恐ろしい。毒されている。逆引きのためのタグなのにな！自分が探すときに引っ掛けたいところは全部タグにしろよ！バカ！
更には、ブックマークコメント読みさんのことを意識して、「俺まだ読んでないから！でも読むよ！」アピール。誰もそんなの気にしねえよ。なんだ？俺ははてな病だったのか？！インターネットの殺伐とした世界から、はてなというコミュニティを想定して馴れ合おうというアレか？
そうだ！その通りだ！
昔だったら、「戯言」とか「Web」で済ましていたのに、最近の俺のエントリのタイトルを見ろ！分類が「はてな」だ！タイトルにも、「はてな」とか入ってる！しかも、禁忌としていたはずの煽りタイトルだ！恐ろしい。俺ははてなに魂をうってしまったのだろうか…。
思い起こせば、Blogとは何ぞやとかいう論争が初めて交わされた2002〜2003年頃、自分のドメインにMT入れたら、「お前もm.e.s.h.みたいな奴か？」とか言われるんじゃないかとドキドキしながら、便利そうだったから導入したんだっけ。
そう。そういうビビリ方が今のはてな傾倒の俺に繋がるんだな…。
誰も気にして無いっつーの。
MTを導入したときの俺は、Web Archiveによるとこんなかんじで、サイトを構築していた。
メインの文章は、左の大きな段で、右上にはてなで書いているような戯言を。
閑古鳥鳴きまくりの、掲示板は自作だ。基本的に、自分で出来るMT弄りとPHPとかCGIで構築していた。
んで、戯言ばっかり更新しすぎて、「申し訳ない！ストイックになろう」と思って、戯言と、本サイトを分離したんだっけな。
結果として、ストイックになるんじゃなく、殆ど放置という…。
だってさ、はてな楽なんだもの。勿論、素で書いているという楽さと携帯からでもとかその他諸々の楽さがある。いや、MTだって携帯から出来るようにすればいいのかもしれないけど、メインは携帯からじゃ無理。キーボードからじゃないとあの分量はね。
…言い訳がましい。俺、言い訳がましい。
結局のところ、何がいいたいかって言うと、「結局、俺は楽な道を選んでしまう」ということかな？
自分が色々考えなくても、はてなの人*1が、どんどん便利なツールに改善したり機能追加したりして、俺は乗っかっているだけ。更新しても、キーワードとかブックマークから人が飛んでくるわけで、なんて言えばいいんだろう？昔、2chにあった6hot*2のような思いはしないよねえ。
一人で、「ホームページ」をやってた時代は少なかったら少なかったで凹み、多かったら多かったでビビリ。そんな感じでビクビクしていたものだ。
今や、一日50pvだろうが、800pvだろうが気にしなくなくなってきたのは、きっとはてなという環境にいるからだろうなと思う。
この環境で、うけがいいことというのは、ある意味とてもわかりやすくて、本人がそれを認識できていて、その気があれば、結構どうにでもなるところがあるような気がする。
なんか、自分が最初やろうと思ってたところから遠く離れて来たなあと、ちょっと思ったり。本当に楽すぎて、考えてなかったなあと。
本気でやりたいことをやるつもりの趣味だったのに、「まあいいか。」じゃ面白さも減るよねということで、そんな初心を今更思い返してみました。
あと余談だけど、昔のZerosの軌跡を見ると微妙に面白い。
CSSで失敗してたところとか修正されていってたりとか。
アーカイブに捕捉されてると、何一つ無かったことなんか出来ないという教訓。
-
- -
追記
これだけ、馴れ合いとかはてなコミュに否定的なこと書いておいて、それでも！
- チクイさん
- オオヤさん
- Bossoさん
で飲むらしい？とか目にしてしまったら、とても行きたくなる俺がいるんですがね！*3
*2:今でもあるかもしれないけど、まとめは、http://sixhot.hp.infoseek.co.jp/sixhot/
*3:酒があればどこでも行きます！←それがダメ
