研修第3回(RDBMS)

正規化の種類と各種従属性を例示しながらざっくり説明した後、ネットから拾ってきたややこしめな表の正規化する問題。
理論だけじゃちんぷんかんぷんの人も多いだろうから、例を中心にしたんだけど、例を考えるのに苦労した。
最後の問題では、模範解答も用意する暇が無かったから、上流得意な人にER書いてもらってみんなでレビュー。論理設計と物理設計の違いとかも説明しながら。


「ER図ってなんだ?」とか「正規化って何?」ってレベルのPGも多い現場*1なんだけど、ようやく、「構成が判らないから、ER書いてみよう。」とかそういう話がちらほら聞こえるようになってきた。
正直、通常業務と研修準備の両方を平行するのは、かなりしんどいけど、みんな結構素直に受け止めてくれるので嬉しい。


次回の検索・インデックスのアルゴリズムの説明でRDBMSのシリーズは終了予定。
殆どの人が、PHPしか書けないから、ハッシュ辺りの説明が難しい。言語ネイティブで実装されてるアルゴリズムなんて、その言語しか知らなかったら意識しないもんなあ。
仕方ないから実装例をPHPで書き始めてる。でも、気がついたらオブジェクト指向バリバリで、家に帰ってきてから、現場でOOPで組んでるチームって一つしかないぞということに気がついた。うーん。オールドスタイルなPHPに落とした方がいいかなあ?それともついでにOOPも軽く勉強してもらおうか…?


ま、次回の研修で俺の番は終わりだから、少し楽になるかなあ。

*1:てか、俺とか俺に声かけてくれた人あたりが入るまで、ろくに教育もしていなくて、設計無しでコピペコーディングが主流だったんだよね。